シンガポールで乗り継ぎの間に観光してきた筆者が見つけた穴場ホテルをご紹介します!
その名も
これまで3回シンガポールを訪れた筆者は、このホテルが一番コスパが良いと感じました!
シンガポールのホテルは高い
シンガポールはホテルの相場が高い国です。
お隣の国マレーシアなんて高級ホテルに1室1万円台で泊まれるのに、シンガポールだと同じランクのホテルでも3万円~といったところ。
旅行会社で働いている筆者はこれまでたくさんの「シンガポールに行きたい」というお客様とお話ししてきました。
ホテルの話になるとだいたい
「東南アジアなのにこんなに高いんだね」
と予想外だったという反応か
「シンガポールは物価が高い国で有名だよね」
という事前に知っていたかの2パターンにわかれるので
シンガポールはホテルが安くて最高!
なんて意見は聞いたことがありません。
あるとすれば、
シンガポールはタクシーが安くて最高!
くらいですかね(笑)
初乗り運賃が300円くらいなのですぐ乗っちゃいます。
しかし今回筆者が利用したパークアベニューチャンギホテルは、8月下旬の予約で1室あたり11,810円(1ドル=80円)でした。
2名で割り勘するなら1人5,905円です。
パークアベニューチャンギホテル
1人約6千円のホテルのお部屋がこちら。
23㎡とゆったり広めで、寝るだけには十分すぎるクオリティです!
今回筆者は乗り継ぎ時間に観光したかったのですが、シンガポール到着は深夜の予定。
すると考えられる選択肢は以下になります。
- 空港内のトランジットホテルに泊まる
- 空港の近くのホテルに泊まる
- タクシーで市内まで出て市内のホテルに泊まる
- 空港で寝る
4の空港泊はチャンギ空港なら24時間開いてるのでできますが、体力を温存しておくためにも今回はナシで。(笑)
3の市内のホテルに泊まるは、深夜着だし早く寝たいので却下。
となると1か2で迷います。
そこで空港内のホテルと近くのホテル代を比べてみると、こちらのパークアベニューチャンギホテルがお安かったわけです。
あと空港のトランジットホテルだと荷物を預かってもらえないのでそれも困ります。
ちなみにチャンギ空港からホテルまではタクシーで10分ほど。
料金は13ドル(1,040円)でした。
筆者のお部屋はシングルベッド2台のお部屋ですが、キングベッド1台のお部屋もあります。
海外のホテルってツインルームでも大きめのベッドが2台入っている事が多いので、シングルサイズだったのは残念なポイントでしたが、シーツが清潔でめちゃくちゃ気持ちよく寝られましたよ♪
フロントの方も、深夜の到着にも関わらず笑顔で招き入れてくれてとても感じが良く安心できました。
パークアベニューはシンガポール内のチェーンホテルで4つのホテルが展開されています。
トリップアドバイザーの口コミもかなり良いですよ!
客室のFree Wi-Fiはもちろん完備されているのでネットもサクサク繋がります。
筆者が驚いたのはアメニティーが充実していた事。
シャンプー、トリートメント、石鹸はもちろん、歯ブラシや使い捨てスリッパも用意されていて、まるで日本のビジネスホテルのようです。
海外のホテルでは歯ブラシやスリッパどころか固形石鹸しかないなんて事もザラですからね。
お風呂はユニットバス仕様ですが、深めのバスタブがあるだけでもう文句は言えません!
しかもハンドシャワー(固定じゃないシャワー)で水圧もばっちり。
ちょっと経年劣化が目につきますが、お掃除はきちんとされていました。
ホテルのメリット1 駅前にある
安くて綺麗なだけでも十分ですが、パークアベニューチャンギホテルはチャンギ空港駅の隣エキスポ駅の駅前立地なんです。
駅の入口はホテルの裏にあります。
Google Mapだとホテルを外回りするルートが出ますが、丸い建物(コンベンションセンター)の方向へ突っ切る事ができるので実際はもっと近いです。
ホテルとコンベンションセンターを背にして駅方向を撮ったものです。
写真の右手が駅の入口。ホテルから徒歩2分ほどでしょうか。
この距離ならスーツケースを持って移動しても負担が少ないですね。
もちろんホテルでは荷物預かりのサービスがありますから、スーツケースを預けて気楽に市内へ出る事もできます。
嬉しいポイント
最寄りのエキスポ駅は緑色の東西線と青色のダウンタウン線がどちらも使えます。
この二線がどちらも使えると、マーライオンパークもリトルインディアもマリーナベイサンズも一本で行けるのです。(東西線は隣のタナメラ駅で車両の乗り換えがあります)
タクシーだとマリーナエリアまで20分前後で着きます。
ホテルのメリット2 チェックアウト後にシャワーを借りれる
今回一番助かったのは、チェックアウト後でもシャワーを使わせてもらえた事。
シンガポールを出発するのが深夜だったため、シャワーを浴びてから飛行機に乗りたかった筆者は、事前にチェックアウトの後にシャワーを使わせてもらえないか問い合わせをしていました。
するとすぐにホテルから「ジムのシャワーをご利用いただけます」と返信が。
問い合わせてもなかなか返信が来ないorまったく返信がないホテルもあるので、きちんと対応してもらえるんだなと出発前から好印象でした!
預けた荷物を受け取りにホテルへ戻り、シャワーを使わせてほしいと申し出ると、最上階にあるフィットネスジムのシャワーとタオルを貸してもらえました。
シャワーはプール利用者と共有です。
ただトイレの一角にある個室シャワーなのであまり快適とはいえません。
スペースもそんなに広くないので荷物が濡れないように隅っこで慎重に浴びました(笑)
またアメニティーもないのでシャンプーなどは自分で用意しておく必要があります。
しかしチャンギ空港のシャワーは料金がどんどん値上りしていて、16ドル(1,280円)ほどかかります。昔は7ドルだったのにな・・・。(ぼそっ)
ですから無料で使わせてもらえるだけで十分!という方にはかなりおすすめのホテルといえます。
しかも嬉しい事に
シャワーを浴びている間フロントでスマホを充電しておいてくれました。
これは完全にご厚意に甘えさせてもらった形ですが・・・。
筆者が
「スマホの充電したいんですけどコンセントありますか?」
と尋ねたら
「コンセントはありませんが我々のパソコンにつないでチャージできると思います。充電器はお持ちですか?」
と言ってもらえました。
LCCに乗る予定だと充電できない事が多いので大変助かりました・・・!
まとめ
パークアベニューチャンギホテルのメリット
- チャンギ空港からタクシーで10分
- エキスポ駅から徒歩2分
- ホテルの人が親切
- 空港のトランジットホテルよりリーズナブル(時期による)
- 清潔で安心
- 深めのバスタブ付き
- アメニティーが豊富
- チェックアウト後にシャワーを借りれる
- 屋上にプールがある(22時まで)
- WiFiも問題なし
- 周りにショッピングモールや飲食店が多く便利な環境
パークアベニューチャンギホテルのデメリット
- 空港から近いけどその分市内から離れてる
- コンベンションセンターでイベントがある時は宿泊料金が倍以上になる
- 日本語対応不可
- ツインルームはベッド幅が狭い
- ビジネス街なので週末に閉まるお店もある
以上を踏まえ深夜に到着の方、翌朝早くもしくは深夜に出発する方、トランジット(乗り継ぎ)で観光の方、安く清潔なホテルに泊まりたい方におすすめです!
チャンギ空港のまとめ情報はこちら↓

コメント