<まとめ>クラクフからアウシュビッツ強制収容所への行き方

クラクフバスターミナル ポーランド
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ポーランドにあるアウシュビッツ強制収容所

まずポーランドの場所を確認しましょう。

隣接する国はドイツ、チェコ、スロバキア、ウクライナ、ベラルーシ、リトアニア、ロシアの一部です。

ポーランドへ空路で向かう場合はまずクラクフ(アウシュビッツへの拠点都市)もしくはワルシャワ(首都)を目指しましょう。

クラクフからアウシュビッツへの行き方

    • バス <安くてラク>
    • 電車 <一番安いけど駅からアウシュビッツまで25分歩く>
    • シャトルバスツアー <ホテルや空港へ迎えに来てくれる>
    • 日本語ツアー <一番快適で一番費用が高い>

バス

往復費用 24ズウォティ(約720円)~
所要時間 約90分(片道)

バスは筆者も選んだ方法です。

費用はバス会社によりますが、片道12~15ズウォティ。往復でも1,000円以内でおさまります。

アウシュビッツは入場料無料なので本当に交通費のみで見学できるし、バス一本で行けるので簡単かつ経済的です。

クラクフ中央駅の東側に大きなバスターミナルがあります。

バス停の名前はKraków Główny(クラクフ中央駅)、バスターミナルの名前はMDAです。

クラクフ中央駅に隣接しているので迷うことはないのですが、中央広場など観光のメインエリアからは駅を挟んで反対側です。

駅は通り抜けられますが、クラクフ中央駅は大きな駅なので5分はかかります。

時間に余裕を持って向かいましょう。

クラクフバスターミナル

クラクフバスターミナル(Kraków MDA)

クラクフ中央駅から東側の出口を出た風景です。

バスターミナルや待合所は2階にあるのでやじるしの方向へ階段をのぼってください。

バスの発着所は1階と2階にありますが、アウシュビッツ方面へ行くバスは2階から出発します。

ちなみにクラクフ空港へのバスは写真左側から出発しますのでご注意ください。

<営業時間>

2階 

クラクフ バス

メインバスカウンター/7時~19時45分
待合所/6時~22時
インフォメーションセンター/9時~17時

 

1階

クラクフ バス

バスカウンター/5時~21時30分

Official

【公式サイト】クラクフMDAバスターミナル
最新情報は公式サイトでご確認ください。

アウシュビッツ 行き方

ミニバス:12ゾーティ(360円)

バスのチケットはバスカウンターで事前に購入する事もできますが、車内で直接ドライバーへ支払う事もできます。

バスカウンターで事前購入してもレシートをチケットの代わりにしてドライバーへ見せるだけですが、アウシュビッツへのバスは観光客に人気で満席になる事もあるので、事前に購入して早めに並んでおいた方がベターです。

いくつか運行会社がありますが全てバスカウンターで購入できます。

おすすめはライコニック(Lajikonik)という会社。

大型バスなので観光バスのように快適に移動できます。

運賃は片道15ズウォティ(約450円)です。

クラクフへ戻る最終バスは19時台までありますが、出発前に公式サイトにて最新情報をご確認ください。

アウシュビッツはオシフィエンチムという郊外のいなか町の端にあります。

“アウシュビッツ”はドイツ語なので、バスのチケットを購入の際にはオシフィエンチム行きと伝えてください。

Official

【公式サイト】ライコニック

バス会社を指定しなかった為に予定と違った筆者の当日の様子はこちら↓

ついに個人で負の遺産「アウシュビッツ強制収容所」へ< Part1>
アウシュビッツで起こったユダヤ人大量虐殺について、そこであった事、感じた事を解説を交えながら綴った記録。実際に見学した順を追って書いているので、行く予定がない人もこれを読めばアウシュビッツが今どんな所になっているのかがわかります。

電車(PR/ポルレギオ)

往復費用 20ズウォティ(約600円)~
所要時間 約2時間30分(片道)

クラクフ中央駅

クラクフ中央駅

クラクフ中央駅からオシフィエンチム駅までポルレギオ(中距離鉄道)で約2時間

乗り換えはありませんが1時間~2時間に1本の運行間隔なので乗り損ねると予定が狂います。

オシフィエンチムからクラクフへの帰りの最終電車は17時と早いので注意しましょう。

オシフィエンチム駅からアウシュビッツ強制収容所まではおよそ2キロ離れていて、徒歩約25分ほどかかります。

アウシュビッツの見学自体かなり歩くので体力は温存しておきたいところ。

オシフィエンチム駅から市バスに乗る場合は24、25、27、28、29番のバスがアウシュビッツに停車します。

バスの運賃は車内で支払うシステムです。

しかしながら市バスに乗るのならクラクフからバスに乗った方が交通費は安く、時間は早くたどり着けます。

ですから電車移動はユーレイルパスを持っている方か、電車旅そのものを楽しみたい方におすすめです。

Official

【公式サイト】ポーランド鉄道(PKP)

【公式サイト】ポルレギオ(PR)

 

ポルレギオもポーランド鉄道の検索案内で確認できるので列車スケジュールの検索はPKP公式サイトがおすすめです。

シャトルバスツアー

往復費用 40ユーロ(約5,000円)~
所要時間 6時間半

クラクフバリツェ空港

クラクフ・バリツェ空港

バスのチケットを買ったりアウシュビッツの予約をしたりする手間が省け、快適に移動できると評判なのがシャトルバスサービスです。

現地のツアー会社ミスターシャトル(旧クラクフシャトル)トリップアドバイザーの口コミも良く、空港送迎等も対応してもらえると人気があります。
※空港送迎の場合は料金の見積もりが必要です。

アウシュビッツの1日ツアーなら1人40ユーロからとお手頃で、ホテルやアパートメント、その他ランドマークからのピックアップが可能。

往路送迎の間にアウシュビッツについてのドキュメンタリー映像を見て、到着後はアウシュビッツⅠを2時間、アウシュビッツⅡ(ビルケナウ)を1時間見学します。(英語ガイド付き)

帰りはもちろんホテルまで送り届けてくれるのでドアtoドアで安心です。

クラクフへは15時から16頃に到着となります。

大きな荷物がある場合公共交通機関での移動が心配という方、空港からアウシュビッツへの時間を節約したい方は、こういったサービスを利用すれば負担が軽減されます。

ポーランドは物価が安く、現地のオプショナルツアーも安価なので30ユーロくらいで見つけられますよ。

Official

【公式サイト】ミスターシャトル

日本語ツアー

往復費用 90ユーロ(約11,250円)~
所要時間 6~7時間

日本語対応してもらえる日本語ツアーもあります。

値は張りますがクラクフからの送迎もアウシュビッツでのガイドも日本語なので、より理解を深めたい方におすすめです。
(ガイドは日本人とは限らず、日本語を話せる現地の方の場合もあります。)

有名なオプショナルツアー会社ベルトラ等で事前予約が必要ですが日本語で予約できるので安心。

筆者も個人で行くか日本語ツアーに参加するか最後まで悩みました。

以上、アウシュビッツ強制収容所への行き方まとめでした!

筆者の体験談もぜひチェックしてみてください。

ついに個人で負の遺産「アウシュビッツ強制収容所」へ< Part1>
アウシュビッツで起こったユダヤ人大量虐殺について、そこであった事、感じた事を解説を交えながら綴った記録。実際に見学した順を追って書いているので、行く予定がない人もこれを読めばアウシュビッツが今どんな所になっているのかがわかります。

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