【ニュージーランド旅行記#1】低予算で行くニュージーランド周遊旅行

ニュージーランド ヒツジ ニュージーランド
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こんにちは!アリさんです。

ケアンズ旅行記(オーストラリア)を書き終えて次は何を書こうかと悩んだ結果、お隣の国ニュージーランドの旅行記を綴る事にしました(^^)/

今は海外旅行が難しい世界になってしまいましたが追体験する事で旅欲を満たしたいと思います!

時間はある!お金はない!旅はしたい!妥協はしたくない!

同じ旅行会社の先輩ヒロちゃんと私は夢のような豪華ディズニークルーズ旅行から現実世界に帰ってきて旅ロスと闘っていました・・・(笑)

そんな5月のある日。

冬の長期休暇はどうしようかと待ちきれずに相談する我々は

どこかには行きたい。

けれどそんなにお金はかけられない。

でも長期休暇は有効に使いたい。

それに行った事ない国が良い。

と悶々としていました。

当然ですが旅行って長い期間になればなるほど旅費はかさむものですよね。

でも豪華旅行をした直後でお財布が寂しい。
でも物価が安い東南アジア系の国は長期休暇じゃなくても行けるし。。。

 

でもでもと我々が頭を抱えていると・・・。

ある航空券と出会ってしまったのです・・・。

 

関空⇔ニュージーランド

往復8万円

 

8万円はなんと諸税など諸々込みの料金です。

これは安い!!

しかも我々が行きたいニュージーランドのベストシーズン12月

ニュージーランドはオーストラリアと同じく南半球にあるので日本と季節は逆です。
12月から2月頃までは夏なのでベストシーズンとなります。

私もヒロちゃんも日頃見ているパンフレットのツアー料金からニュージーランド旅行は高いイメージがありました。

ニュージーランドには自然を活かした見どころが多く、それらの場所はニュージーランド中に散らばっているので周遊旅行が人気です。
そんな各地の人気スポットに連れて行ってくれるツアーは6日間で30万円とか、10日間で50万円とかとにかく高額。
比較的安い15万円くらいのツアーだと大都市オークランド周辺のみのフリープランとか、航空券だけでも10万円台前半が相場なイメージ。

ベストシーズンに航空券が10万円を切る事はまぁ無いと思っていたんです。

しかし安い料金には安いなりの理由があります。

 

実はこの航空券、

シンガポール航空なんです。

つまり一度シンガポールに行って乗り継ぎをしなければなりません。

乗り継ぎ航空券で少しでも安く

  1. 関空
  2. シンガポール
  3. ニュージーランド

です。

遠い・・・(゜-゜)
“く”の字のように無駄に遠回りする事になる・・・。

しかし時間はある我々。
安く行けるのならば背に腹はかえられません。

それにシンガポール航空といえば世界でもトップクラスのサービスを誇ります。

さらに乗り継ぎ地シンガポールのチャンギ空港なんて世界の空港ランキング8年連続1位というまるでテーマパークのような空港ですから退屈しない事は間違いありません。

ちなみにこの年2回もシンガポール経由で旅行したのでチャンギ空港にスポットを当てた記事もあります(^^)/

円高?円安?

さらに吉報は続き、今はニュージーランドの通貨NZドルに対しかなりの円高。つまりお得という事!

円安の時には1ドル90円ほどですが現在は1ドル70円

これは円安時には1泊100ドルのホテルに9千円かかるところ、円高時だと7千円で良いという意味になります。

もう迷いはありません。

しなやかに旅計画を完成させ、かろやかに予約します(゚∀゚)ポチィ!!

ニュージーランドの王道プラン

ニュージーランド ひつじ

ニュージーランドの主な住人たち

さっそく予約した航空券のタイムスケジュールはこんな感じ。
ニュージーランドを効率良く周遊したいので到着空港と出発空港が異なるオープンジョーという形で予約しました。

日本出発から帰国まで合計11日間の工程です。

往路

関空発11:00⇒シンガポール着17:00
シンガポール発19:50⇒クライストチャーチ着10:40

 

復路

オークランド発1:20⇒シンガポール着6:45
シンガポール発8:25⇒関空着15:40

今となってはもう一度行く気満々なんですが、計画当時はニュージーランドなんて人生に一度しか行かないだろうと思っていたのでとにかく有名スポットは全部周ろう!と意気込んでいました。

というのも私もヒロちゃんも“恋い焦がれてたニュージーランドに念願の旅行”というよりは、とりあえずひつじモフりに行くか~というテンションから入ったものでw

ニュージーランドは日本の九州と四国を省いた形に似ている細長い島国。
北海道に値する北島と本州に値する南島があります。

もう行く事ないだろうしどっちも行っとかなきゃ!

という思いに駆られたのでした。

ニュージーランドで行きたい所

こちらが私たちが考えたプラン。
オレンジの数字は泊まったホテル順、青色マークは観光スポットです。

自然が好きな我々のメイン舞台は南島とします。

となるとニュージーランドの絶景をたどるモデルルートとほぼ同じコースになってしまいました(^^;

旅行のスケジュールはこんな感じ。

1日目 関空出発  
2日目 午前:クライストチャーチ到着

  • レンタカーを借りてひつじ牧場へ。そのまま牧場に宿泊。
クライストチャーチ泊
3日目 テカポへ<3時間>

  • マウントジョン展望台で世界一の星空観賞ツアーに参加
テカポ泊
4日目 マウントクック国立公園へ<1時間強>

  • 半日ハイキング
マウントクック泊
5日目 ワナカへ<2時間半>

  • 交通&おもちゃ博物館を見学
ワナカ泊
6日目 ブループールへ<1時間>

  • 青く透き通った川遊び

テアナウへ<4時間>

テアナウ泊
7日目

ミルフォードサウンドへ<1時間半>

  • ミルフォードサウンドツアーに参加

クイーンズタウンへ<3時間半>

クイーンズタウン泊
8日目
  • クイーンズタウン観光
  • 乗馬体験
クイーンズタウン泊
9日目 レンタカーを返却し空路でオークランドへ<2時間>
到着後再度レンタカーを借りる

  • 半日オークランド観光
オークランド泊
10日目 マタマタへ<2時間強>

  • ホビット村ツアーに参加

ロトルアへ<1時間>

  • 絶景温泉を堪能

空港へ<3時間半>
深夜:レンタカーを返却してオークランド出発

機中泊
11日目 関空帰着  

ご覧の通り毎日遊牧民族のごとく移動しまくりです。

「移動ばっかで楽しくないじゃん!」

という意見が聞こえてきそうですが、この移動こそがニュージーランドという国を一番感じられたと帰国した今となっては思います。

なんてったって毎日絶景!絵本みたいに綺麗!大自然!な景色を堪能しながらドライブできるんですから(^^)/

ニュージーランドでの移動方法

ニュージーランド レンタカー

レンタカーは良い景色に出会えば自由に停まれるのがイイ♪

団体ツアーなら色々連れて行ってくれるしラクなのですがツアー代金が恐ろしく高額なので私たちは安い航空券を買って個人旅行をする事になりました。
それはつまりニュージーランド内での移動もすべて自力でするという決断です。

日本のように列島を駆けめぐる新幹線もないし、長距離バスは発達していますが1日に数本しかないタイムスケジュールに合わせて行動しなきゃいけないのでホテルから観光地へ日帰りできなかったりと中々うまく組むのが難しい・・・。

となると都市間の移動はバス、都市から観光地へは送迎付きのオプショナルツアーに参加しなきゃいけなくなりますが、例えばホビット村ツアーに送迎を追加すると送迎料金だけで1人1万5千円、ヒロちゃんと2人で3万円も追加料金がかかります。

これはかなり痛い出費(*_*)

他に方法がないのか調べてみると、ニュージーランドではレンタカー旅行が推奨されているよう。

確かに私もヒロちゃんも普段からマイカーに乗ってて運転は慣れてるし、レンタカーならタイムスケジュールに囚われる事もなく自由に移動できます。ホビット村からさらに寄り道だってできちゃう。

お酒好きのヒロちゃんと飲めない下戸の私なのでどちらかがお酒を我慢する必要もありませんw
これが3人とか4人のお酒好きグループとかだったら誰か1人だけ我慢しなくちゃいけなくなりますがね(^^;

しかもニュージーランドは日本と同じ右ハンドルの左側走行ですから、海外とはいえレンタカー移動のハードルはうんと低いですよね。

という事でレンタカー移動にすんなり決定。

レンタカー料金はトヨタカローラくらいの中型車を9日間で保険もフル装備にして4万円。
ガソリン代が2万円かかったので移動費用の総額は2人で万円でした。

1人当たり3万円。バス代も送迎代もかからないので経済的です。

ニュージーランドは高速道路もほぼ無料なのでありがたいのですが予想外だったのはガソリン代。
ニュージーランドのガソリンは1ℓ2ドル(140円)ほどと安くなく、4回も給油したので意外にかかりました。円安の時だと1ℓ180円とさらに高いですもんね。

実は計画初期では比較的お手頃料金の小さめSUV車に目をつけていたんですが、いざ予約しようとすると埋まってしまいコンパクトカーを予約する事になったんです。
SUV借りてたらガソリン代もっとかかったかも(^^;

結果的に我々の工程では道は全て綺麗に舗装されていたので2人ならトヨタカローラクラスで充分でした。
なんならキャンピングカーとすれ違う機会がかなり多いのでSUVよりも走りやすかったと思います。

スーツケースもギリギリでしたが2つトランクに入りました(^^♪

追加で国内線を手配

私たちはクライストチャーチからニュージーランドへ入りクイーンズタウンまでは陸路で南下、クイーンズタウンから北島のオークランドまでは飛行機で北上する事にしました。

南のクイーンズタウンから入ってレンタカーで北上、クライストチャーチから飛行機でさらに北のオークランドへ向かうルートもありますが、飛行機のスケジュールや各見どころの時間帯(星空観賞は夜とかハイキングは午前中から始めたいとか)の都合を加味するとキレイに組めたのが前者のルートだったんです。

北島と南島はフェリーでレンタカーごと渡る事もできますが、時間がかかるのでそこはカット。
飛行機に乗ります。

ニュージーランドの航空会社といえばニュージーランド航空

日本と違い国内線はスーツケース等の預け荷物が有料なので予約時にしっかりと預け荷物も追加。
早めの予約だったので料金は片道8千円でした。

出発が近づいてくると1万円台半ばまで上がり、最終的に満席となっていました。

ちょっと悔しかった話

“航空券は早めに取るのが吉”

これはお客さんにも口酸っぱく言うし、自分達の旅行でも決めたらさっさと取ります。(燃油サーチャージが安くなる予定が立ってる場合は別です。)

半年も前から未知の国ニュージーランドの色んな予約をアレコレ済ませ、限られた予算でできる限り良い内容にしました。いえ、したつもりでした。

我々が航空券を取った時には関空⇒ニュージーランド行きは飛んでなかったんです。

しかし12月の出発が近づいてきた10月下旬・・・。

4月までの期間限定でニュージーランド航空が関空からオークランドまで直行便を就航させたのです(´;ω;`)ウッ…

ちなみに料金は関空⇔オークランド往復で8万9千円とめちゃ安。

実はその秋日本でラグビーワールドカップが開催されておりまして、ニュージーランド航空が応援しているラグビー代表チームオールブラックスの「来日記念セール」を実施。

あの国はマジでオールブラックスを愛してやまない国・・・( ;∀;)

ニュージーランド航空乗りたかったな・・・。

いいんだ・・・。

シンガポール航空好きだし・・・。

それに私たちが予約作業を始めた出発半年前ですら人気のホテルは満室か空室残りわずかな状態だったし、レンタカーだって最初に目をつけてたSUVもすぐなくなっちゃって予約できなかったし、出発3ヶ月前には条件の良いホテルがほぼ満室だったのも見たから。。。

秋まで待ってたらもっと色々妥協しなくちゃならなかったと思うから、早く取っておいてやっぱり良かったんだけどね(^^;

オークランドからの帰りも、関空行きの便を横目にシンガポール行きに乗るなんて事もなくw
時間がズレてたので大満足でシンガポール行きに乗り込みましたよ(笑)

ニュージーランド旅行の旅費総額

  • 日本とニュージーランドの往復航空券
  • ニュージーランド国内の片道航空券
  • レンタカー9日間
  • 現地でのガソリン代

の合計金額は

11万8千円(1人あたり)

となりました。
あとはここに8泊分のホテル代が加わります。

私たちの場合は6万6千円ほどかかったのでホテル代を入れて約18万4千円。

そして事前に予約しておいたニュージーランド旅行のハイライトツアー各種

  • 星空観賞ツアー($149)
  • ミルフォードサウンドツアー($59)
  • 1時間半の乗馬トレッキングツアー($69)
  • ホビット村($89)

これらがおよそ2万5千円で旅費総額は約21万円となりました。

正直20万円以内に余裕をもって収めたいところでしたがところどころでちょっぴり良いホテルに泊まったのと、出発間際になってエクスペディアで予約してたホテルが勝手にキャンセルされてる事に気付いて慌てて予約し直したりした事もあってやや予算を超えてしまいました。

エクスペディア勝手にキャンセル事件についてはこちら(笑)今だから笑えるヒドい話。

それでも妥協しない周遊旅行としてはかなりコストが抑えられているとは思います(^^♪

いよいよ次回よりニュージーランドへ出発です!

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