【関連記事】ホビット村の概要まとめについてはこちらもどうぞ↓

オークランドから日帰りでホビット村ツアーに参加してきた
こんにちは!キア・オラ!アリさんです。
いきなりですが私ディズニー好きなくせに魔法とかドラゴンとか苦手なんです。矛盾。
ハリーポッターも人に誘われしぶしぶ3作目まで見たけどやっぱりだめ。感情移入ができない。
そんな私なんでロードオブザリングは今まで見てなかったんだけど、今回のニュージーランド旅行のタビトモヒロちゃんがホビット村に行きたいそうなのでそれならと工程に入れたわけです。
はっきり言います。
映画ファンうんぬん関係なく行くべき。
せめて予習をと出発前にロードオブザリングは見ようとしたけど開始早々爆睡かまして 、魔法使いのじいさん(ガンダルフ)と真っ白なじいさん(サルマン)がなんか争ってたくらいしかわからない状態で行った女が言うんだから間違いない。

街灯もわざと古びた感を出しているらしい
ところでここに至るまでに我々はニュージーランドの南島を旅してきてまして、まぁ悪天候だったわけです。
異常気象だったらしくどこもかしこもびっちょびちょ(洪水)であらゆるオプショナルツアーがキャンセルに・・・。トホホ。
ちなみにニュージーランドは日本の北海道&本州って感じの形で、北海道が北島・本州が南島って想像してもらえればいいと思います。
そんな事もあって結構がっかりしていた所、ご覧のとおり見事な快晴!
ニュージーランドはようやく異常気象を抜け出したようです!
今夜日本に帰るのに!
オークランドからホビット村まで片道3時間のドライブ
ホビット村はマタマタという小さな町のはずれにあります。
13時のホビット村ツアーを予約したのでランチの時間もとるため9時にレンタカーで出発です。
まっすぐ向かえば2時間ちょっとで着きます(混んでなければ)が、さすがニュージーランド。
都会なオークランドから20分ほどでザ・ニュージーランドな世界です。
牛 on the 牧場。
半分まで進んだ頃にはこのとおり雄大な景色。

良い天気~!
寄り道せずにはいられず結局3時間かかりました。
集合場所の The Shire’s Rest に到着
無事、正午すぎにホビット村ツアーの集合場所 The Shire’s Rest (ザ シャイアーズレスト)へ到着。

こちらがカフェ&ショップ

メニューがすでにホビット感!

いただきます
ツアーの時間が近づくと自分の出発時間の列に並びます。我々は1:00のところ。

10分ごとにツアーがあるのに満席でしたよ。人気。
ホビット村は The Shire’s Rest からバスで10分くらい離れた場所にあります。
このバス送迎の料金はツアー代金に含まれてるので全員乗ります。

バスの中ではホビット村についてのビデオが流れて気分が高まる・・・!
いよいよホビット村に到着!
ここから約90分のウォーキングツアーのはじまりはじまり。
日差しが強いからと希望者には傘の貸し出しがありました。親切。

バスを降りたところ

かわいい看板
この小道を抜けるとホビット村です。
この小道も映画で登場しますよ。(かろうじて見た)
両隣の石垣は写真だと分かりづらいけど背が低くてすでに世界が小さい。

ガンダルフが馬車に乗ってきたところをフロドが出迎えた小道

出た!小さい人の家!
か、かわいい・・・!

青空がめっちゃ似合う・・・!

売りますとか失くしものとかのビラまである
ピータージャクソン監督のこだわり
監督は子供の頃から映画を自主制作していたほどの映画好きでそのこだわりがホビット村にもよく表現されています。
小道具は実際に使えるもの、畑には本物の植物を植え育て、野菜やくだものはホビットが小さく見えるように大きめのもの、ともはや映画のセットづくりの域を超えてるんじゃないの?と思わせるほど。
監督の“オタク”な気質が活きている・・・!
出演者たちにも
「痩せたホビットはいらない!」
と24時間毎日いつでもごちそうが用意されていたとのこと。
ヘンゼルとグレーテルの魔女みたいだな。
ちなみに映画では羊が登場するシーンがあって、ホビット村があるアレキサンダー牧場には1万頭以上の羊がいるにも関わらず
「ニュージーランドっぽすぎるわ!」
とわざわざ顔と手足が黒いタイプの羊を呼び寄せたらしい・・・。
そんな監督はニュージーランド人。かわいい。

ものづくりへのこだわりがプロ

畑しごとは順調そう

チェス盤まで小さい
はたしてこんなに小さくて可愛い世界を見せられて後悔する人はいるのだろうか・・・。
否、いまい。

監督が惚れ込んだというパーティーツリー
ピータージャクソン監督はホビット村づくりのために
- 小さな湖
- シンボルになりそうな木
- 電線や道路など人工物がない
- 掘ってホビットの家をつくれるくらいの起伏
がある場所を上空からヘリコプターに乗って探していて、理想通りだったのがこのアレキサンダーさんという一般の方が持つ牧場だったそう。
今ではアレキサンダーさんも立派なホビット村ツアーの管理人となりました。
このシンボルになりそうな木に合格したパインツリーは樹齢100年の本物の木。
作中ではビルボの111歳のバースデーパーティーがこのパーティーツリーの下で盛大にひらかれたらしい。
ホビット村のすごいと思ったところ
こんなに広々とした村なのに一切人工物が目に入ってこない。
これ、ディズニーランドと同じ原理で現実を忘れて楽しめる!
空も本物なのに似合いすぎてセットなんじゃないかと疑いだす始末。
なんだかふわふわした、絵本の世界に入り込んだ気分になりました。
私催眠術とかすぐかかるタイプなのかもしれない。

ビルボとフロドのお宅
ビルボとフロドの袋小路屋敷はホビット村で一番人気のスポット。
「パーティー関係者以外お断わり」
っていうサインや郵便受けも映画ファンには馴染みがあるみたい。
知らなくてもすんごく可愛くてマネしたくなるけどね。

no admittance except on party business(パーティー関係者以外お断わり)
ホビットたちはうなぎを食べるらしく釣りざおがありました。

「すごいつりざお」だったらいいな

木こりって休憩する時にオノをダンッてぶっ刺して去るよねわかる

ドアの色はご近所で話し合ったのかな
パン屋さんのパンは季節ごとに変わるみたい。
みんなのブログの写真のパンがちがう。すごい。

パン屋さんのおうち
自然と同じグループの人同士が触れ合う
同じグループにファミリーで参加していたラテン系の家族がいたんだけどそこのぼうやがまぁやんちゃ坊主で。(でもめっちゃ可愛い)
両親がずっと「マテヨ~!◎※△?%#~」とスペイン語(たぶん)で追いまわしてたんだけど、マテヨは自分と同じサイズの世界にテンション上がりっぱなし。
グループより先に行ってしまったり小道具に夢中でついてこなかったりで追い続ける両親はぐったり・・・。
もうグループみんなに名前を覚えられてたと思うよ。マテヨ。
私たちもマテヨがいると「あ、全然待たないマテヨだ。」なんて言ってたから両親も「お前名前覚えられちゃったじゃないか(笑)」って感じで笑っていました。

全然待たないマテヨ
マテヨの両親と和気あいあいとしゃべっている時に「マテヨって日本語だとwaitって意味だよ」って英語で教えたら大柄なパパがスッ・・・と真顔になって
「マテヨは待たない。永遠にね。」
と悲壮感まるだしの表情で言いました。(笑)パパがんばれ(笑)
ほかにもグループの人同士で写真を撮り合ったり、場所をゆずり合ったりしてツアーはほのぼのと進んでいきます。

(右)サムの家。庭師らしく色とりどりのお花で溢れている
目をひく洗濯物たち
ホビット村ではあちらこちらに各家庭の洗濯物が干されていてこれがめちゃくちゃ可愛い。
雨の日はどうなるのか気になるところだけど幸い今日は晴れ。
めっちゃ洗濯びよりだよ!
ホビットは身長60~120cmだそうで洋服も小さめ。

ホビットサイズの服

タオルもある

よく乾きそう

柔軟剤のCMみたい
1つの記事ではおさまらなかったので後半に分けます↓

コメント