コスパが良かったチャンギ空港の近くのホテルはこちら↓

チャンギ空港は8年連続世界一!

チャンギ空港
シンガポール航空のハブ空港であるチャンギ空港は、まるでテーマパークのように施設が充実している事で有名です。
旅人の使いやすさを追求し、イギリスの格付け会社スカイトラックスによるベスト空港ランキングでなんと8年連続世界一位!
しかもこの記録は更新中です。
筆者は2019年にチャンギ空港を4回利用したので、そこで得た情報をまとめてご紹介します!
新しくオープンしたJEWELがすごすぎ

連絡通路
コの字型をしたチャンギ空港のターミナルに囲まれるように、新しい商業施設JEWEL(ジュエル)が2019年に誕生しました。
もうこのJEWELが本当に度肝を抜くスゴさなんです!!
さっそく行ってみましょう!

JEWEL
こちらのJEWEL、なんとあのマリーナベイサンズを建築した人が設計したんですって!天才か!
JEWELは一般エリアにあるので航空券を持ってない人でも入場する事ができます。
JEWELはターミナル1に隣接しており、T2とT3からは連絡通路Link Bridge(リンクブリッジ)で繋がっています。
このリンクブリッジはかなり長く、片道5~10分程歩くので、時間に余裕のない方は飛行機の乗り遅れに注意してくださいね。
もしくは無料のモノレールスカイトレインで一度T1に行ってから徒歩で行く方法もありますよ。
最も目を引くJEWELの滝

滝(通常バージョン)
このビジュアルで世界中の空港に衝撃を与えた40mの滝レインボルテックス。
それをぐるっと囲むシンガポール最大級の植物園資生堂フォレストバレー。
1階から4階まで熱帯雨林が広がっており、なんと無料で入場できます。
乗り継ぎ時間や出発までに時間のある方は運動がてらぜひ行ってみてください。
また写真では見えませんがこのドームをぶち抜くようにスカイトレインが走っており、乗客は間近にレインボルテックスを見る事ができます。
【JEWEL公式ムービー】
さらに、5階には有料アトラクションキャノピーパークがあり、子供たちが喜びそうな巨大滑り台や突然ミストが出る広場など、出発までの時間も楽しく過ごせそう。(そして疲れて飛行機で寝そう)
カラフルなお花や動物たちのオブジェもあり、もちろん大人も入場できます。
キャノピーパークへの入場料は5ドル(400円)です。
その他にも鏡の迷路や吊り橋などのアトラクションもあり、まさにテーマパーク!

夜のショー
夜にチャンギ空港へいらっしゃる方は時計を見て!
19:30から23:30まで、1時間毎にJEWELのショーが開催されます。
5分ほどの短いショーですが誰でも無料で見れるので時間の合う方はぜひどうぞ!
おすすめの観覧場所は全体が見れる2階のビューイングデッキか、4階のホテルYotelAIR(ヨーテルエア)のあたりです。
JEWELの人気グルメ7選
JEWELにずらりと並ぶお店には日本の無印良品やユニクロからアメリカのアップルまで有名店が軒を連ねますが、レストランもすごいんです。
1.シンガポールで予約必須のレストランJumbo Seafood(ジャンボシーフード)がチャンギ空港に登場。名物チリクラブは甘辛く仕上げられたカニにぞっこんなリピーターが多く、空いていたらラッキー!
2.軽食ならTOAST BOX(トーストボックス)でシンガポールの定番国民食カヤトーストはいかが?バターとうぐいす餡がた~っぷり詰まったトーストは疲れていてもペロリといけちゃいます。
3.台湾で小籠包に目覚めた方なら目を輝かせるのが鼎泰豊(ディンタイフォン)ですよね!なんとJEWEL3階に進出しておりますよ!あのじゅわ~っと出てくるスープがたまらない美味しさですよね。
4.アメリカや沖縄でA&Wにハマった方はご安心ください。JEWELにあります!ルートビアが飲みたいですか?カーリーフライが食べたいですか?JEWEL地下2階へどうぞ。
5.ハワイやグアムで行ったEggs ‘n Things(エッグスンシングス)が恋しいなんて旅人あるある。その欲求をシンガポールで満たされる日がくるなんて、チャンギ空港様ありがとう!!なお筆者はパンケーキよりエッグベネディクト派です。あらかじめご了承くださいませ。
6.ニューヨーカーが愛するハンバーガーショップといえば?もちろんShake Shack(シェイクシャック)ですね。アンガス牛のジューシーなパテはもはやファストフードの域を超えちゃってます!
7.JEWELを楽しみすぎて時間がない?Krispy Kreme Doughnuts(クリスピークリームドーナッツ)をテイクアウトしましょう。A&Wと同じく地下2階にありますよ!
なんだかおかしなテンションになってしまいましたが、決して回し者ではありません(笑)。
どれも筆者基準でおいしいと思ったグルメばかりなのでおすすめさせていただきました!
ちなみに日本食が恋しい・・・!という症状でお悩みの方もJEWELに行けば問題解決ですよ。(悩むほどあるので逆に問題発生かも)
チャンギ空港でシャワーを浴びたい

ボディーソープとシャンプーのみ
残念ながらこんなに旅行者思いなチャンギ空港でも、無料のシャワーは用意されていません。
しかし筆者はある条件をクリアしていたのでチャンギ空港でこのシャワーを無料で利用できました。
その条件とはずばり
日本出発のシンガポール航空に乗る事
です。ただそれだけ。
実はシンガポール航空は搭乗客に様々な特典を付与してくださるありがた~い航空会社なのです。
シンガポール航空利用の特典としていくつかの対象空港ラウンジが3時間無料で利用でき、シャワーのみならず食事まで頂けます。
そういうわけで、筆者は乗り継ぎの間にターミナル3にあるアンバサダートランジットラウンジを利用しました。

シャワーブース
シャワーブースはたくさんあり、使用される毎にスタッフによる清掃が入るのでとても清潔です。
タオルの貸し出しもあります。
アンバサダートランジットラウンジの通常の利用料金は5時間までで58.85ドル(4,720円)ですが、シャワーのみという利用もでき、その場合は16ドル(1,220円)です。
筆者は無料でアンバサダートランジットラウンジを利用できましたが、この特典はいつでも付いてくるものではありません。
ですから、過去にキャンペーンのなかった時にはこのラウンジのシャワーだけを利用した事もあります。
また、キャンペーンをやっていたとしても特典の利用を申し出ないと使えませんので知らなきゃ損です。
シンガポール航空を利用する予定のある方は一度公式HPでチェックしてみてくださいね!
チャンギ空港近くのチェックアウト後にシャワーを貸してくれるホテルに宿泊した事もあるのでそちらもよければ参考にどうぞ↓


ラウンジビュッフェ
アンバサダートランジットラウンジはチャンギ空港のターミナル2とターミナル3にありますが、筆者はチーズソース付きのポテトフライが食べたいという不純な動機でターミナル3の方にしました。
もちろんポテトフライの他にも、チキンやヌードル、スープ、アイスクリームもあります。
マッシュルームのクリームスープ、美味しかったなぁ。

サラダバー

おつまみも
ラウンジ内はかなり静かでゆっくり休めます。
シャワー利用のみかラウンジも利用するのかは、渡されるシールで判別される仕組みになっています。
アンバサダートランジットラウンジはトランジットエリア内(出国審査後のエリア)にあるので、利用したい方は早めに出国審査を抜けてくださいね。
24時間営業のフードコートはありがたい

ストレイツフードビレッジ
チャンギ空港にはトランジットエリアに24時間営業のフードコートがあります。
ターミナル2(3階) | ストレイツフードビレッジ |
ターミナル3(3階) | フードストリート |
ターミナル4(中2階) | インターナショナルフードホール |

お米が食べたい
シンガポールのローカル料理が良心的な価格で頂けます。
だいたい10ドル(800円)以内。
その他にタイ料理や韓国料理もありますよ。
ローカルフード以外はちょっとお値段が上がりますが、15ドル(1,200円)くらいまでです。
券売機でメニューを注文&支払いしてから番号で呼ばれる仕組みになっています。
チャンギ空港は両替所も優秀
旅行代理店で働いている筆者がお客様からよく頂く質問のひとつに、チャンギ空港は早朝や深夜でも両替ができるのか?があります。
これはYESです。
もう世界のチャンギ空港様ですから、すべてのターミナルのトランジットエリアと到着口に24時間営業の両替所が完備されております。
実際に筆者も深夜1時にチャンギ空港へ到着し、両替した事があるのでご安心ください。
しかも旅人常識の「空港はレートが悪い」がシンガポールでは通用しないんですよ!
筆者が2019年に空港のレートと街中の両替所のレートを比べたところ、ほぼ同じくらいでした。
一番差が出たところでも1万円あたり1ドル(80円)くらい街中両替所の方が良い程度。
時間や交通費を考えればチャンギ空港でパパッとすませてしまうのが得策かもしれません。
チャンギ空港で寝るならココ!

もはやベッドなシェーズロング
早朝から6時間も乗り継ぎ時間があった筆者を救ってくれた、ターミナル2のサンクチュアリラウンジ。
ここで3時間ほど快適に仮眠させていただきました。ご覧の通りコンセントもばっちり完備されています。
このようにチャンギ空港では各ターミナルに無料の休憩スペースを設けてくれているので、筆者のような仮眠から空港泊まで対応しています。
シェーズロングがある主な休憩エリア | ||
ターミナル1 | スヌーズラウンジ | 3階出発ロビー東側 |
ターミナル2 | サンクチュアリラウンジ
オアシスラウンジ |
E5ゲート前
E11ゲート前 |
ターミナル3 | スヌーズラウンジ | 中二階フードストリート付近 |
ターミナル4 | スヌーズラウンジ | プラナカンギャラリー付近 |
各エリアのシェーズロングは20台前後ほどなので、夜には満席になります。すべてトランジットエリア内なので一般の人が入れず、身の危険はありませんが置き引き等には十分注意して利用してくださいね。
その他通常の手すり付きチェアはたくさんありますが、絨毯のエリア(ただの通路)に空港泊中の旅人がたくさん転がっているのでそちらの方が人気のようです。
チャンギ空港の注意点とまとめ
最後に、筆者がよくお客様に注意喚起を促しているチャンギ空港の液体物の取り扱いについてお知らせしておきます。
チャンギ空港の手荷物検査は免税エリアの後、搭乗ゲートに入る前にあります。
そこで101ミリ以上の液体物は没収されてしまいます。
日本とは違い、
の順なのです。
なので日本のように手荷物検査で液体物を捨て、免税エリアで飲み物を買って飛行機に持ち込むという事はできません。
代わりに各搭乗ゲートには給水機が用意されていますから、機内にお水を持ち込みたい人はからっぽのボトルを用意しておくと便利です。
また、免税店で購入した液体物のお土産などはパッキングされ、そのパッキングを開けない限り機内へ持ち込む事ができるので安心してくださいね。
ただし乗り継ぎでチャンギ空港を利用する際は、最初に出発した空港の免税店で液体物を購入してしまうとチャンギ空港で没収されてしまいます。
十分ご注意ください。
手荷物検査と給水機には行列ができるので、チャンギ空港を出発する際にはギリギリに搭乗ゲートに行くと飛行機に乗り遅れる可能性があります。
手荷物検査は複数の搭乗ゲート分の乗客をさばいているので、40分~1時間前には搭乗ゲートへ向かう事をおすすめします。
他にもチャンギ空港には映画館やプール等もありまだまだ紹介したい施設はたくさんありますが、今回はJEWEL、シャワー、ラウンジ、24時間営業のフードコート、両替所、仮眠スペース、搭乗に関する注意点をご紹介しました。
みなさんの快適なチャンギ空港ライフにお役立ていただければ幸いです!
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