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旅先がオーストラリアのケアンズに決まり、航空券も無事にゲット。
ホテルや現地でのアクティビティの予約も済ませあとは飛ぶだけです。
飛行機の遅延は突然に
今まで運良く大幅な遅延や欠航に巻き込まれた事のない私。
しかし今回は到着初日だけ予約が必要な予定は入れませんでした。これが不幸中の幸いだった。
我々の考えたプランはこうです。
1日目 | 夜ケアンズへ出発 |
2日目 |
朝到着
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3日目 |
|
4日目 |
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5日目 | 帰国 |
「まぁないだろうけど飛行機遅れたら困るし予約がいるものは後ろの方に入れよう」
という思惑の「まぁないだろうけど」が見事にピンポイントで当たりました。
飛行機が機材整備のため明日まで飛ばない事が急に判明し、色々大変ではありましたが勉強になりました。
その時の対応の詳細はこちらの記事にまとめてあります。

最終的に3泊5日の予定が4泊6日に変わりました。
新しいプランはこちらです。
1日目 | 夜出発 |
2日目 |
朝到着
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3日目 |
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4日目 |
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5日目 |
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6日目 | 帰国 |
滞在時間がまるっと1日増えました。
ついに出発
やっと飛べる・・・!
関空のホテルに宿泊し1日以上待ちました。
チェックアウトしちゃったから今夜はお風呂入れてないんだけど・・・。
でも明日は到着早々海に入るしまぁいっか!
ジェットスターの飛行機はシートにモニターは付いてるけど利用は有料です。
夜便だしいらないかもしれないけど念のためにあらかじめ申し込んでおきました。
でも結局ほとんど見なかったのでいらなかったかな。
私は飛行機でよく寝れる時とあまり寝れない時の差が激しいタイプなんですが、今回は1時間しか寝られませんでした。寝不足だ。
ようやくたどり着いたケアンズ
私たちが乗ってきた関空からの便だけでなく成田からの便も同じような時間に到着するのでケアンズ空港は日本人だらけ。
あちらこちらでツアーの送迎スタッフが呼びかけています。
こんな早朝からお疲れ様です・・・。
私たちはツアーじゃないのでお迎えはナシ。
お金をオーストラリアドルに両替をし(早朝でも開いてた)タクシーに乗り込みます。
ケアンズは空港と市街地が近く、予約してる市内のホテルまでは6kmしか離れていません。
わずか10分で着くので楽チン♪タクシー料金は20~25ドルほどです。
2月なので日本は真冬ですが南半球にあるオーストラリアは反対に真夏。季節が逆なんですね。
暑っつ。
ノボテルケアンズオアシスリゾート
ホテルに着いたものの、1時間ほどでグレートバリアリーフのオプショナルツアーの集合場所に行かなければいけないんですが、せっかく昨日からキープしているお部屋があるので少し入ってみる事に。
予約したのはノボテルケアンズオアシスリゾート。
ノボテルは世界中に展開しているホテルです。
ケアンズのノボテルは4ツ星相当。
ツインルームとは聞いていたけど、こういうツインか・・・ほう・・・。
(2020年現在はダブルベッド2台に変更されています)
オレンジのタイルが明るいバスルーム。
暑い土地ってシャワールームだけのホテルも多いからバスタブがあるのは意外でした。ありがたや。
ケアンズには良いホテルがたくさんありますが、このホテルに決めたのはこんな理由からです。
- プールがビーチみたいになってる(一番の理由)
- リゾート感がある
- 町の中心にあって立地条件が良い
- 清潔そう
- お手頃料金
- 口コミの評価が良い
宿泊費は驚きの1人1泊5千円。
コスパを重視する私としては拍手喝采でお礼を言いたい。
ありがとうノボテルケアンズオアシスリゾート!名前長いね!
ケアンズのホテルは全体的にレベルが高い気がします。
例えばホテル事情の厳しい香港やシンガポールで2ツ星ホテルに泊まれば「Oh…」な感想を持つと思いますが、ケアンズで2ツ星ホテルに泊まると「WOW!」になるという事です。(?)
ノボテルは大きなスーパーマーケット“ウールワース”まで600m、ナイトマーケットまで400mとかなり便利な場所にあります。
理想はプルマンに泊まりたかったけど料金が高くて断念。
でもおもしろい素敵な出会いがあったので結果ノボテルに泊まってよかったのでした。
その件に関してはまた別記事に書こうと思います。
アーリーチェックインに厳しいケアンズ
当初は早朝に着いても部屋が空いてれば入れてくれるだろうとのんきに考えていましたが、後から聞いたところによるとケアンズのほとんどのホテルは無料ではアーリーチェックインをさせてくれないそうです。
我々は1日遅れて到着したのですんなりお部屋に通してもらえましたが、ロビーには時間を潰している人がいっぱい。
カフェ通の現地在住者に厳選してもらったおすすめの朝カフェ2軒
ケアンズは朝が早い町なので朝食にちからを入れているカフェが早朝から開けています。
元気がある人はそちらへ行くのもいいかもしれませんね。
即ベッドで休みたい人は前日からホテルの予約を。
◆ケアンズ中心のおすすめカフェ◆
ワーフワンケアンズ(朝7時~)
⇒トリップアドバイザーで口コミを確認
海沿いのおしゃれ系カフェ。コーヒーがおいしいオーストラリアですがココは特に美味しいと評判なのでコーヒー好きさんにおすすめ。カフェの隣にちょっとした遊具があるので子連れの方は助かると思います。
ブルーマーリンビストロ(朝6時半~)
⇒トリップアドバイザーで口コミを確認
グレートバリアリーフへの船が出るリーフフリートターミナルに隣接されているのでオプショナルツアー前なんかにも寄りやすいカフェ。ごちそう系朝ごはんでテンションあがる事間違いなし!
いざ世界遺産のグレートバリアリーフへ!
到着したばかりですが今日は楽しみにしていたグレートバリアリーフに行く日です!
予約したのはディープシーダイバーズデン社のリーフクエスト号。
詳細はベルトラ(オプショナルツアー取扱いの大手)で確認できます。
グレートバリアリーフにお邪魔するための環境保護税と船の燃油特別付加運賃として20ドルを船内で別途支払いました。
クレジットカード払いOK!
船選びは意外と大事
まだ右も左もわからぬまま集合場所の「マリーンジェッティCフィンガー」なる場所を探してたどり着いたのがココ。
正面に停泊しているのが我々が予約している船です!
新しくデビューしたばかりのピカピカなリーフクエスト号!
予約する時はあんまり何も考えず
「アウターリーフに連れてってくれる」
という点で選びましたが、グレートバリアリーフ関係のツアーは島に上陸したりポンツーン(浮島)に降りたりしない限り1日を海or船で過ごすので船内の快適さは意外と重要事項でした。
私は船酔いしやすく、船に乗るとたいていその船で一番酔ってる人になります。
海遊びする人なら「ひどい船酔いの人を気の毒そうに見つめる」という経験をした事があると思いますが、あなたが見つめているのは私です。どうも。
しかしリーフクエスト号は私が船酔いせず海を楽しめたすんばらしい船。
のちにリピートしちゃうほど気に入りました(笑)
でもやや酔っている人もいたので心配ならやはり酔い止めを飲んだ方が良いです。
私も気の毒そうに見つめてあげましたよ、シマさんの事。(まさかの友人!)
リーフクエスト号を気に入った理由
- 大型船で安定感がある
- 小型船より船酔いしづらい
- 広くて綺麗
- 日本人スタッフがお世話してくれる
- 安全管理が徹底されてる(日本より厳しいくらい)
グレートバリアリーフにはたくさんのポイント(美しい場所)があり、その日の海のようすにより向かう先が決まります。
より条件の良いポイントを目指して連れていってくれるのです。
クッションのソファー席は肘置きがないので横になってお昼寝している人もいました。
2階にも木のイスが置かれていてオージー達(たぶん)は陽が浴びられるデッキが好きそう。
2度目の5月に行った時は海から戻ってくると寒かったので、私もデッキで陽ざしを浴びながらバスタオルをかけてお昼寝したり。
(具合が悪いのかとめっちゃ心配された。バスタオルはよく乾いた。)
グレートバリアリーフで何するの?
見よ!海上からでもわかる珊瑚の群れを!
このグレートな海は世界遺産です。さすが!
1時間半ほどかけ、船はアウターリーフと呼ばれるエリアまでやってきました。
グレートバリアリーフの外洋。
ケアンズから近い場所に比べ新鮮な海水が流れ込むのでより透明で美しい海の世界が広がる。
船は午前1回とランチを挟んで午後2回の合計3か所で停泊します。(2か所だったかも?)
3回は海遊びできるタイミングがあるのは確かです。
予約時にダイビングをするのかシュノーケリングをするのかを選んで予約します。
海が怖いシマさんは3回ともシュノーケリングを選択。
ダイビングのライセンスを持たない私は誰でもできる体験ダイビングを2回、残り1回はシマさんとシュノーケリングを楽しむ事に決めました。
体験ダイビングに参加する場合は日本人スタッフから船内で詳しくレクチャーしてもらえます。
バリ島で前触れなく「じゃ、これ咥えて着いてきて!」って自分の酸素吸うやつ(=レギュレーター)指差しながら私を置いて海中に消えていったスパルタインストラクターとは違います(笑)。
日本のダイブショップのように海に入る前にイメトレからさせてもらえるのはありがたい。
心の準備ができますから。
ライセンスのいらない体験ダイビング
リーフクエスト号の船尾はこんな風に広い階段になっています。
座って準備ができるのって実は大変便利なんですよ!
メキシコで酸素ボンベ背負って船のふちに座ってたらそのまま後ろに倒れろ(=バックロールエントリー)と言われて「無理です怖いです」と首を横にブンブン振ってる私を笑顔で「OK~!」と押したスパルタ船とは違います(笑)。
小さな船だと船上で足ひれ(=フィン)をつけたままぺたぺたペンギンのように歩いて重たい酸素ボンベ背負ってぷるぷるしながら海にジャボンしないといけない事もありますからね。
バレてるかもしれませんが私は関西人なので擬音語多めですよろしくおねがいします。
ダイビングっていろんな機材が必要で準備が億劫に思えるかもしれませんが、ぜ~んぶレンタルできます。
個人で用意するのは水着とタオルだけなんで意外と敷居は低いんですよ~。
海へ入ると流されないようにロープを掴ませてくれます。
まずは海面に浮かびながら海に顔をつけて呼吸に慣れる練習。
みんな初心者なので焦る必要もありません。
インストラクターさんは日本人なので言葉の心配もないし、怖くないか大丈夫か何度も確認してくれます。
私がこれまで10回以上体験ダイビングをした中で(ほぼ日本ですが)、レクチャー丁寧度がぶっちぎりで1位だったので初めてダイビングに挑戦するならケアンズがおすすめ!
しかも見れるものは世界遺産級という贅沢さですし!
慣れるとロープを伝って少しずつ海の中へ。
海底に着くとインストラクターさんが両腕を伸ばしてくれ、片方の腕に2人ずつ捉まらせてくれます。
皆捉まったらロープから離れて海中ツアー開始!
海中とはいえすごいですよね。はぐれる心配もないし。
泳ぐのが苦手な人はシュノーケリングよりダイビングの方が安心です。意外とね。
海の中には水族館のように珊瑚が広がっています。
そして海の中は暖かいです(珊瑚にはよくないんだろうけど・・・)
写真は水中カメラで撮っていますがリーフクエスト号の体験ダイビングコースは1回目はカメラの持ち込みが禁止されているので写真は全て2回目のエントリーです。
もし体験ダイビングするなら絶対2回はした方がいい!
1回目は練習をかねてほぼインストラクターさんにひっついていますが、2回目は余裕がうまれて海の景色を楽しんだり自分で泳いだりできるので2回目の方が楽しいのです♪
私たちが行ったポイントを聞いたんですが忘れてしまい、最後(3回目)がノーマンリーフだった事だけ覚えています。たぶん写真(2回目)はサクソンリーフ???
写真に撮ると実際に目で見るより薄い色になってしまいます。
実物はも~っとカラフル!
2回目のエントリーでは自由に泳げるようになります。
そして海の世界を楽しませようと触っても大丈夫なものを渡してくれるんですが、ヌルヌルとかザラザラとか未知の触感の物を触る事に抵抗がある私はこれが結構イヤで(笑)。
水族館のお触りコーナーとかでも絶対触れない。
日本だったらナマコとか渡されそうになっても断るんですけど、グレートバリアリーフに来て気が大きくなってるので触っちゃいます!
もにゅっ
ひゃあぁぁ…
鳥肌(笑)
ランチタイム
ツアーにはランチも含まれていて、お昼には船内にブッフェが登場します。
船上なので温かいものはスープのみ。(お味噌汁があります!)
サラダ、パン、ハム、フルーツなどが用意されます。
ブッフェという事で好きなものを自由にもらえる仕組みなんですが、私がリーフクエスト号で唯一残念と感じるのがこのランチなんですよね。
行列ができる上にチーズなどの人気メニューはあっという間になくなるんです。
なので最初にダイビングから帰ってきたグループはおかわりまで好きなものをもらえるけど、最後に戻ってきたグループはおかわりが限られます。
みんな泳いでお腹がすいてるので飢えているんですよね。。。(笑)
前半後半の2回制とかにしてくれると助かるんだけどなぁ。
グレートバリアリーフは最高のシュノーケリングスポット!
こちらはシュノーケリング中に撮った写真。とっても綺麗でしょ♪
ダイビングをしなくても海をのぞくだけでこんなに美しい世界が見れるなんてすごい!
シュノーケリングはチームになるダイビングとは違って船の近くで各自自由行動になります。
「泳ぎたい気持ちはあるけど海が怖い・・・」
と言っていたシマさんが楽しめているか私はダイビング中も気になっていましたが、ビビッてるシマさんを見たガイドさんがつきっきりで海の世界を案内してくれたそうで、私がダイビングから戻ってくると「めっちゃ楽しい!綺麗!すごい!」と興奮しながら教えてくれました。
フロート(浮き輪)やライフジャケットも用意されてるので安心です。
お天気にも恵まれ最高の思い出になりました♪
体験ダイビング中
「カメニ会イタイカメニ会イタイ」
と呪文を唱え続けた私でしたが、会えたのは意外にもシュノーケリング中でした。
カメさん!あなたに会いにきたよ~!フロムジャパーン!
オーストラリアの海をのんびり泳ぐウミガメ。
甲羅に波模様がキラキラ輝いてめちゃくちゃ可愛い!キミをネックレスにしたい!(突然のホラー)
まったく逃げません。
逃げるどころか・・・
まさかのセルフィーにも入らないくらい近くにきました(驚)。
カメさんのシワまでわかっちゃう・・・。
甲羅というハンデがあってもやはりカメさんの方が私より泳ぐのはうまいので、ぶつからないギリギリを保ってくれます。
優れた車幅感覚(?)です。
リーフクエスト号にはカメラマンが同乗していて、海中での様子を写真に撮ってくれます。
撮った写真は船内で確認でき、気に入れば購入も可能。自分が写っている写真をUSBに入れてもらえて、確か25ドルほどです。
私も記念に買いました♪
実はカメさんと泳ぐ私の下に偶然いたカメラマンがその様子を撮ってくれていたんです!
こちらがカメラマンが撮ってくれた作品。
悠々と泳ぐウミガメと奥にいるのは冷静と情熱の間なワタシ。
カメさんってアニメだと甲羅に隠れたりマリオのゲームなんか甲羅から飛び出たりしますが、実際は甲羅と一体なんですね~~~。
息継ぎ中のカメさんとシュノーケルで呼吸するズルな私の図。
カメさんはやっぱり大人の人間(私)と比べてもかなり大きいですよね!?
カメさんの方も大人なんでしょうか?
グレートバリアリーフのウミガメはメスが多いそうです。
特に北部では温暖化の影響で99%がメスになってしまいオスが少なすぎて問題になっているんだとか。
きっとこちらのカメさんもメスですよね。オンナ同士、仲良く泳ぎました。
この他にもダイビング中の写真や海の生き物たちの写真もたくさん入れてもらえました!
グルメを楽しむ次回に続きます(^^)

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